レイナです。
女性なら、フェイスブック連動型マッチングアプリがおすすめ!
「あの」フェイスブックが認めたアプリだから、安心!
こんなメッセージが、特にフェイスブックアカウントで登録できるマッチングアプリ「Pairs(ペアーズ)」をおすすめするときによく使われています。
しかし、プライバシー観点の安全性でいえば、フェイスブック連動のマッチングアプリより、むしろ出会い系の方がいいと私は思っています。
今回は、フェイスブックという企業と、個人情報について書きたいと思います。
フェイスブックは個人情報収集業者そのもの
まず、読売新聞からの引用記事です。
世界最大のSNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)フェイスブック(FB)が、「いいね!」ボタンを設置した外部のウェブサイトを通じて、利用者の「個人情報」を大量に集めている。
「いいね!」の設置サイトを閲覧するとクリックしなくても自動的に端末情報などがFBに送られ、FBの保有する利用者登録情報と紐ひもづけされるためだ。
「いいね!」は国内の公的機関や企業をはじめ、医療情報サイトなどにも設置されているが、こうした機能があることを認識しているサイトは少ない。
専門家は個人情報保護法に抵触する可能性を指摘している。いいね!設置サイト、閲覧だけで個人情報送信
これを読んで、どう感じられたでしょうか?
実はこのサイトにもフェイスブックの「いいね!」ボタンが設置してある(というか、最近はどのブログにもある)ので、不安になった方もいるのではないでしょうか?
この対策方法については、最後に書いています。
フェイスブックは営利企業です。とはいえ、直接フェイスブックが、フェイスブックを利用している個人ユーザーからお金をとることはありません。
フェイスブックを利用している個人に最適化した広告を出すために、個人情報を収集し、広告主を集めるのが彼らの営業活動です。
なんとびっくり、「いいね!」を押すとか押さないとかに関係なく、「いいね!」ボタンが設置してあるサイトにアクセスすると、個人情報が収集されてしまうんですね。
これは、ベルギーではすでに法律違反となっているため、フェイスブック側もベルギーでの仕様は変えているそうですが、日本では変えるつもりはないとのこと。
フェイスブック連動型のマッチングアプリというのは、いわばフェイスブックとはずぶずぶの関係。
そこで「出会い活動」という超プライベートなことを行うのは、私は結構抵抗があります。
万が一、フェイスブックが顧客情報の流出を引き起こしたらどうなるでしょうか?
恐ろしくて、目も当てられないですよね。
Facebookによる個人情報流出の対策方法
「個人情報収集業者」であるフェイスブック連動のマッチングアプリって、怖くない?というのがこのサイト的な趣旨です。
ただ、普通に対策方法も書いておきます。主に以下の2つの対策があります。
- フェイスブックからログアウトしておく
- シークレットモード(プライベートモード)でブラウザを使うか、フェイスブックだけ別のブラウザで見る
私自身は、フェイスブックは常にログアウト状態です。
この状態だと、閲覧サイトに「いいね!」ボタンがあろうがなかろうが、個人情報は送信されないので安心です。
個人情報流出が怖いなら出会い系
出会い系サイトでは、「本当にユニーク」な情報は電話番号くらいしか登録しません。
なりすましなどもできてしまうくらい、「本当の個人情報」が載っていないのが出会い系サイトの特徴です。
ですから、特に「出会いを求めているなんて友達に知れたら、死ねる」という女性であるほど、出会い系はお勧めです。
出会い系は「匿名性が高いから危険」といわれますが、私からすると「匿名性が高いから安全」だと思っています。
私が一番使っているミントC!Jメールなんて、ログインボタンの表記が「ログイン・再登録」ですからね。
もはや登録状態もあやふやな、「個人情報がテキトーなアカウントも多数」であることが前提の作りになっています。